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車輪の再発明的な話

私の好きな言葉で『車輪の再発明』という言葉があります。

車輪の再発明(しゃりんのさいはつめい、英: reinventing the wheel)とは、「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を(知らずに、または意図的に無視して)再び一から作ること」を指すための慣用句。

Wikipedia では、このように書かれています。

よくプログラマーの中で、よく言われる言葉です。

プログラムというのは、難しいと思われがちですけど、意外と難しいです。無理矢理簡単に解説して「かんたん」と言うこともできるかもしれませんけど、使いもになるレベルとなると、やはり難しいですよね。

アプリなどさまざまなプログラムは、最初からずら~と難しい英語を打って作っているようなイメージがありますが、大抵はパーツ(ライブラリとか言う)を組み合わせてどう動かすか、というのを文法にしたがって書いたものがほとんどです。

プログラマーがいう「車輪の再発明」というのは、もうすでにあるパーツを1から作ることは効率が悪いという意味合いで使われます。別にいいと思うんですけどね、結果はすでにある物と同じかもしれませんが、最初から作るっていうのはロマンがありますよね。

ですが、ビジネスとなると話は変わってきます。

ベテランプログラマが2日でできる事を、車輪の再発明マンは一週間かかる。これではお話になりませんよね。フリーランスのプログラマーで納期が1週間であれば良いのですけど、サラリーマンの場合には会社全体の損失になる効率の悪さです。たとえ凄いプログラムだとしても、結果が同じであれば感動は薄れちゃいますよね。

それだけではなく、すでに認知されたパーツであれば、車輪の再発明をすると効率がさらに悪化する場合がります。パーツとして出回っている物は、使われた例が多い場合があり、さまざまな情報が出回りやすいです。それと違い「車輪の再発明」パーツの場合には、情報がないだけではなく、他の人がメンテナンスしにくいなんて障害もあります。やはり長いものには巻かれる方がよいということですね。グルグル巻かれましょう。

「車輪の再発明」は、日常生活でも同じです。すでにあるものを、1から作っていないか。仕事や趣味で、物事を習うために技術をリピートするのは素晴らしいことです。ですが、もっと手早く簡単にできる方法があるのではないか?という思考を持つことが大切です。

欲しいパーツが必ずある保証はありません。なければ作ればいいのです。そこからが0から1生み出すことになるのですけど、案外あるもんなんですよね。自分が探し出せないだけなのかもしれません。本当に、完全にないものであれば、それは発明です。新しい物を生み出すチャンスです。長いものに巻かれない人生の始まりかもしれません。

プログラムだけではなく、日常生活においても、「車輪の再発明」という言葉を知っていると、新しい物を生み出せるかもしれません。

ちなみに私は何も生み出せていません。

消費専門です/(^o^)\

以上、ぬむめでした。

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ぬむめ