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質素と貧乏と節約は紙一重的な話

私は今日、娘ちゃんと「まるごとバナナ」という、バナナが1本まるまんま入ったデザートを食べてしまいました。ひとり1本の超高カロリー爆弾。200円ちょっとと、お値段お手頃で超オイシイ!こんな幸せってあるんでしょうか。今、私はダイエットをしているはずなのですが、なぜか食べてしまった。だめだぞっ私っ!

さて、質素な暮らし、節約生活、貧乏、この違いは何なのでしょうか。

・質素な暮らし お金があろうとなかろうと、無駄な物は買わない生活

・節約生活 お金の消費を少なくし、お金を貯める生活

・貧乏 お金がなく、望みの物を買うことができない生活

こんなところでしょうか。

内容はどうであれ、中身は一緒です。お金を使わない生活です。

・月収100万円の人が質素な生活で食費2万円。

・月収30万円の人が節約生活で食費2万円に抑える。

・月収10万円以下のため貧乏で食費に2万円しか使えない。

所持財産や資産の関係をなくすと、どれも食費は2万円しか使っていません。バックボーンが違うだけです。ですが、質素な生活の場合、自ら進んでの行為であるため、美しくすら感じます。余裕があるということは、生活にも余裕がでるということでしょうか。質素な食生活は健康にも良いとされています。成人病などになりにくいらしいですね。

節約している場合、自ら食生活での贅沢をセーブしているわけですから、本来望んでいる食生活がおくれていません。我慢し、節約することで金銭を可能な限り多く残す。目標達成のためには素晴らしいことですね。今は資金運用や節約方法など、簡単に情報を入手できます。ですが、食生活は少し貧しく感じてしまうのでしょうか。

お金がなく、食費に2万円しか使えないのは悲しいことかもしれません。質素や節約とは違い、お金を残すことができず、やむを得ず2万円しか食費に使えないのです。「もっと節約できるだろ!」という意見もあるでしょうが、2万円の食生活は望んだ物ではなく、食べていくのがやっとという状況。お金を貯める以前に、その日を生きるために精一杯の状態です。

ただ、思うのは、同じ2万円の食生活で、考え方の違いだけ。これほど差が出るのかと思うと、考えさせられる物があります。貧乏な方が「質素な食生活をするぜ!」と宣言するだけで、それはもう貧乏な食生活ではなく「質素な食生活」にジョブチェンジするのです。節約生活も同じで、質素とするだけで、資産は勝手に増えていきます。不思議ですよね。ただ言い方や思いが違うだけで、気持ちの持ちようが変わってくる気がします。

今は「ミニマリスト」という、身の回りの物を持たないライフスタイルが注目されています。貧乏で家具などが買えない場合にも「ミニマリスト」を名乗ることで、金銭的な不満から一気に解放される気がします。

「気の持ちよう」

言葉にすると、とても簡単なことです。ですが、日常で起きている不満は、カンタンに解決する問題なのかもしれませんね。まるごとバナナおいしい。食べながら、そんなことを考えました。

以上、ぬむめでした。

雑記
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