普段は紙と紙を接着する「のり」を使うことはありません。デジタル化した現代、文字を手書きすると言う機会もめっきり減りましたし、紙にのりをつけて着けるなんて、私にはそうそうにないこと。単純な接着であれば両面テープなどでくっつけました。おそらく、ざっと数えて20年以上のりを使ってないんじゃないかな。それくらい私にとってのりは遠い存在。
今日どうしてものりを使って接着しなければならない局面に遭遇してしまいました。
ですが、普段のりを使ってないから、手元にある訳ないんですよね。両面テープなら腐るほどあるけどのりはない。なので近くのお店で買ってきました。スティックタイプの物を購入しましたが、なんと色付き。今の時代、のりに色ついてるの?という感じでびっくり。たしか、赤いタイプや赤いタイプなども売っていた記憶もあるけれども、色がついているということにひたすらびっくり。
たしかに、のりって透明なような感じで塗った場所がわからない。もう私は老眼です助けてと言っても良いくらいの近距離が苦手。色がついているのであれば、そんな私でも塗った箇所が一目でわかる。そしてすごいのが乾燥すると色が消えるらしい。紙を接着するのに、白い紙だと色が透けちゃうことありますしね。もう魔法の世界といっても過言ではない。そんな夢のようなのりがこの荒んだ世の中にあったとは。これはノーベル賞間違いなしの発明ではないでしょうか。私に取ってはChatGPTよりも感動。もしかして今年1番感動したかもしれない。便利な時代に生まれてきて良かった。
でも、使ってみたら、思ったより、いやほとんど色つかなかった。ボールペン並みの発色を期待していた私。ほぼ普通ののりで、少し色ついてるよね程度のもの。まさかそんなはずはない、私の使い方が悪いんじゃないか、そんなことを考えながら何度も重ね塗りしてみましたけれど、ほぼ色はつかず。もしかして、私の周りだけ時間が早く流れ、のりの色が透明になっているのじゃないのかというくらいに色がつかない。もうこれは普通ののりと変わらない。私の想像よりも百億万倍くらい色がでないかったけれども、のりとしての機能は問題はない。色がついているという私の過度な期待と現実との相違。紙を接着する用途ののりに絶大な期待を寄せる私がバカだったのか。それとも、私がいわゆるハズレ商品を買ってしまい思ったよりも色がでなかったのか。真実はわからない。
そんなことを考えながら、普通に接着できたのでよかったよかった。超久々に貼りました。
以上、ぬむめでした。