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技適マークないと怖すぎる的な話

技適マークってみなさん知ってます?

私はつい最近まで知りませんでした。スマホなど電波でやり取りする機器についているマークです。

詳しくは知りませんが、日本の規格なので国内有名メーカーの無線機器には付いているそうです。

技適マークを確認する上で面倒なのが、製品にマークが付いていない場合も多く、機械の中身だったり説明書だったり製品の箱だったりと、ものによってはアプリ内に記載されていることもあるそうです。

普通はそういうの確認しませんよね、私だけかな。お世辞にも技適マークはカッコいいといは言えないデザインなので、製品自体に技適マークがついていたらデザイン的に厳しいですよね。なんか郵便局っぽいし窓から投げ捨てるレベルのダサになってしまう。むしろ、製品以外に付けても規格とは、ある意味良心的です。

問題なのは、技適マークが付いていない製品を使うと、違法行為となり罰せられる可能性があるということ。

イヤホン、スピーカー、マウス、キーボードなど、様々なBluetooth機器にも技適マークがついています。技適マークの付いてないBluetooth機器の使用は電波法違反となる恐れがあります。なお、充電ケース及び取扱説明書に表示している機器もあります。
Bluetoothの機器の購入・使用の際は十分ご注意下さい。
(※電波法違反の場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となります。)

総務省・電波利用ホームページ参照
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/fees/other/commtab1/

罰則が結構きつい\(^o^)/

技適マークが付いていない製品を使って罰則を受けた場合、最大で4年11ヶ月と31日にわたって刑務所で働かされ249万9千999円お金を払わなきゃならないってことでしょうか。恐ろしすぎる。

無線機器といえば、私のような世代だと『アマチュア無線』を想像する方はおおいのはないでしょうか。たしか免許いりますよねアマチュア無線って。ですが、スマホ以外でも、パソコンデバイスやワイヤレスイヤホンなどWi-FiやBluetooth接続のワイヤレス機器全般になるようです。身の回りには意外と無線接続機器ってあるんですよね。私もキーボードやマウスはBluetooth接続ですし、その他にも電話や防犯カメラなどWi-Fi接続なものも結構ありますよね。これらにも技適マークが必要になるんですよ。

国内有名どころのメーカーであれば、ほぼ間違いなくついているでしょう技適マーク。ですが、問題なのは海外製です。日本に正規販売店がある会社や有名どころは大丈夫そうですけれども、海外製の安価な製品などにはついているのか確認が必要です。最近ではBluetoothのイヤホンとか千円以下で売っているとか。そういった製品でも技適マークが付いているのでしょうか。100円ショップとかでもBluetooth接続機器って売ってますよね。

Amazonなどでもびっくりな安さで販売されている機器がありますが「なるほど、そういうことなのか」と納得してしまった。もちろん、きちんと技適マークを取得した安価な製品もあるでしょうし、技適マークがついていなくとも日本以外で使用するのであれば問題ありません。国家規格である技適マークを通すにはおそらく結構なコストもかかるでしょうし「安い」には理由があるのですね。

実際に取り締まりがどのように行われているのかは分かりません。私の知っている限り、周りの人が捕まったという話も聞いたことがありません。ですが、電波障害は実際たくさんあるでしょうし、スマホの電波が悪い場所っていうのも違法電波が原因という可能性も捨てきれません。電波は目に見えないですからね。

ですが、電波は目に見えないといっても、製品は目に見えています。たとえば、最近ではSNSや動画で発信する人も多いでしょうし、技適マークがない製品が映り込んでしまうこともあるはず。それ以外にも検索すれば簡単に技適マークないと怖すぎる的な話や技適マークが付いていない製品の商品レビューなんてものも見つけられるでしょう。そのような場合、観ている人に通報される可能性も十分にあるわけです。発信者が有名であればあるほど、そのリスクは高くなるでしょう。

技適マークが付いていない製品は、安さ以外にメリットがない、むしろデメリットしかないと言えるかもしれません。コンプライアンスに厳しい世の中ですしね。技適マークが付いていないかもしれない製品を使っている方はご注意を。

今後、無線機器を買うときは注意してみることにします。怖すぎる。

以上、ぬむめでした。

雑記
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