スポンサーリンク

三点リーダーを多用すると「三点リーダー症候群」になる的な話

私もそんな症候群があるなんて、今日初めて知りました。

『三点リーダー症候群』

文末に、三点リーダー「…(点3つ)」を付け多用することを言うらしいです。

たしかに、会話文の中で三点リーダーはとても便利な存在。

たとえば、

今日ブログを書いてください(なんだか命令口調に見える)

今日ブログを書いてください…(お願いや希望、前例よりもやさしい言い方に見える)

といったように、印象がやわらかく見えます。ですがその反面、あいまいな表現にとられることも。

会話文であれば、感情を表現するための有効な手段でしょう。

ですが、三点リーダーを語尾につけることで、相手に判断や提案を待つような、少々ズルイ表現方法でもあります。「!」や「?」と違い、ほとんどの文章の末尾に三点リーダーを付けたとしても、文章として成立してしまうのも見逃せないポイントです。断定的な表現ではなくなるため、あいまいなまま、相手に判断を委ねられる恐ろしい表現でもあります。

三点リーダーは、文章表現として記号のみで感情を感情を表すことができる、とても便利な文字です。文字列の場合、語尾に「知らんけど」をつけることで、責任を100T%放棄する魔法のキーワードもありますが、関西圏以外ではなじみが少ないせいか、全国的にみると多用されることはありません。ですが「…」は、SNSをはじめ、どのような場面でも使うことができるため、「知らんけど」よりも使いやすいはず。「…」で文章をあいまいにするよりも、語尾に「知らんけど」を付けて、発言に対する責任を100%放棄する方が楽なような気もします。ですが、すべての文に「知らんけど」を付けてしまうと、文章に対する責任を放棄するばかりか、人間性も失いかねません。

かといって、「…」をすべての文書につけた場合、もはやそれは「ポエム」です。何を伝えるはずの文章が「…」をすべての文末に付けることにより、どんな難解な文書であったとしても「ポエム」に早変わりできます。堅い文書を避けるために「…」を付けることは、文書全体であいまいに表現するよりも簡単で、なおかつ効果的かもしれません。

一種の顔文字と同じで、文章における表現として優秀な三点リーダーですが、文章に責任感がなく、あいまいな表現になってしまいます。使い方次第では効果的ですが、使用する際には注意したいものですね。多用するよりも、ここぞという場面で使う方が効果的かもしれません。

私も気をつけるようにします…

以上、ぬむめでした。

雑記
スポンサーリンク