ここ数年、視力が極端に悪くなってきたような気がしていました。40代を過ぎてから老眼だと思われる現象にも悩むことに。某有名老眼のコマーシャル「文字が小さくて読めない」という言葉を、完全に自分の物にした数年でした。老眼の症状だけではなく、パソコンの表示も視力低下によるものか、文字が読みにくくなってきました。
といっても、視力はそれほど悪くありません。最近は視力を測っていないので正確な数値はわかりませんが、1.0に近い数値はあると思います。日常生活において、眼鏡をかけなくとも、まったく問題なく生活できるレベル。むしろ、遠くを見る能力に関しては、同年代の方よりも良いかもしれない。
ですが、パソコンの文字が見にくくなると言うのは、100メートル先の電柱広告が見えないよりも生活に深刻なダメージを与えます。仕事がはかどらないからです。スマホやパソコンがないと生活できないような現代です。ディスプレイに表示された文字が見えないというのは、漁船のない漁師、畑のない農家と同じこと。生きる上での致命傷になります。パソコンを使った仕事は一見、身体を使わない仕事と思われがちですが、目を酷使している事実を忘れてはいけません。
おそらく、目を悪くする要因はディスプレイからの光。ブルーライトというのでしょうか。ブルーライトは目に見えない光みたいで、実感はないのでしょうけど、強い光は目に悪い、ということはなんとなくわかります。ディスプレイの設定で、光の強さである光度を下げることで若干改善する問題だと思いますが、それだけでは私の場合改善しなかったようです。光度を下げることでディスプレイに表示される色合いも変わってしまいますしね。
昨年末から、デスクトップのディスプレイ自体を別の物に変えたのですけど、おかげで視力が若干改善したようです。老眼も少しマシになったようで、以前よりは見えるようになってきました。やはり、環境による起因だったのだと、あらためて実感しました。目の負担が減ることで、疲労によるダメージも減ったような気がします。
スマホやパソコンは高額商品の部類です。安い品もあれば高い品もある。かといって、最高級の品がすべて良いわけではありません。自分の使用環境に合った物が必要なのでしょう。安くとも自分の環境に合った物でないと身体の消費を早めるということなのでしょう。身につける物、手に持つ物、移動に使う物だけではなく「目に見える物」の重要性を、あらためて実感しました。
若いうちはなんともなかったのに、おっさん度が上がると、こういう問題に気がつくものですね。もっと早く気がつきたかったと思う今日この頃。
以上、ぬむめでした。
雑記