この寒い季節、というか私の場合は年中なんですけど、部屋の中で靴下をはく種族です。部屋の中で靴下を毎日吐いている人には何を言っているかわからないと思います。部屋の中で靴下をはかない人もいるんですよね。部屋の中といえど、パンツはみなさんはいていると思いますが、靴下ってどうなんでしょうか。私は靴下はいてないと、なんだか落ち着きません。パンツははいてなくても落ち着くんですけどね。不思議なものです。
外出の時は外出用の靴下。部屋の中は部屋着用靴下と使い分けています。大抵、どの靴下も足の親指のところが薄くなり、穴が開きそうになります。穴が開いてしまいそうな靴下を処分する方も多いと思います。私は穴が開くまではき続けるタイプです。穴が開いたら捨てます。指とか出ちゃいますからね。寒くて靴下をはいている季節の場合、指が靴下から出てしまうのは致命傷になりかねません。
靴下に穴が開く原理は、おそらく摩擦によるもものです。私は足の指は親指が1番長いので、親指の部分が消耗しやすいのでしょう。ですが、今はいている靴下は、なぜか小指の付け根より下の部分の穴が開きました。なぜ開いてしまったのか、まったく意味がわかりません。
先ほど書いたとおり、私は靴下に穴が開けば捨てます。靴下をはいているのに、指がこんにちはしてしまうのは靴下の機能を冒涜するものであり、寒いしみずぼらしいです。ですが、小指の付け根より下の部分が破れたのであれば、足の寒さに影響は少なく、指が飛び出てしまうなど、トラブルもありません。これはもしかして、穴が開いているけれども、捨てなくても良いのではないでしょうか。
捨てることは簡単です。ゴミ箱に入れれば良いだけです。ですが、1度捨ててしまったものは、もう2度と戻りません。たとえ、同じ靴下があったとしても、それは同じ形をしているだけで、同じ靴下ではないのです。
本来、穴が開くべき所に開いた靴下であれば、お役御免と言ったところでしょうか。靴下の生涯を終えたことになります。ですが、本来穴が開くべき場所ではない場合、靴下として本来の役目を果たせていないのではないでしょうか。もしも私が靴下だったのなら、役割を果たせず捨てられるなんてことは到底受け入れられない。そう考えると、穴が開いたら捨てるという安易な考えは悲しくなってしまいます。
やはり、穴が開いていても使い続けるのが靴下に対して最低限の礼儀でしょう。私は、もう1度洗濯をし、使う決意をしました。
みたいなことを考えながら、靴下を燃えないゴミの袋に入れました。穴の場所が寒くて無理です。さようなら。
以上、ぬむめでした。