消費税の増税により、ポイント還元がついていたバーコード決済。還元期間も終わり、すっかり日常に根付いていたかと思いきや、規模の小さな飲食店や店舗など、バーコード決済をやめるお店があるとか。以前は、「わぁ、このお店も使えるようになったんだ、超うれしい」なんて言ってた時期が懐かしい。
コンビニなど、大きな企業であれば問題はありません。いつも通りピロッと決済できます。便利ですね。私はこのシステムにより、近くに出かける時には、お財布やカードなど一切を持たなくなり、スマホのみしか持ち歩きません。コンビニであれば、ほぼ確実にバーコード決済できるため、大抵なんとかなります。
買い物に関しては、一応クレジットカードを持って行きますが、ある程度知名度がある企業であれば、バーコード決済できるのは、なるべく手荷物を減らしたい私にとって、最強の世界です。
小さな食堂やラーメン屋さんなど、バーコード決済をやめるお店がチラホラあるとのこと。おそらくは手数料の問題なのでしょう。大抵3%ほどの決済手数料が店側にかかるのです。VISAなどのクレジットカード決済の手数料に比べると、バーコード決済の手数料は、お店側にすると格安です。やめる理由など見当たらないのですが、そもそもクレジットカードが使えなかった店舗、いつもニコニコ現金払いのお店では、バーコード決済の手数料は負担でしか無いわけです。
手数料が無くなればよいのですけど、バーコード決済を行う企業は民間ですし、運営するためにはコストは必要です。それを国で負担や援助など言語道断、必ず黒い噂が出てくるはずです。今でも国と企業の忖度はありそうですが、国が手数料負担というのは、お店にはうれしいかもしれませんが、補助対象でない企業が生まれるのであれば、必ず問題が生じるでしょう。
IDとパスワードのみの管理では、必ずといってよいほどセキュリティの脆弱性が生まれます。今問題となっている銀行口座との紐付けによる詐欺も同じ問題です。バーコード決済も同様で、今後問題がでてくる可能性も十分に考えられ、スマホ事態のセキュリティ問題に直面することでしょう。
様々な問題点があるバーコード決済ですが、本当に便利なんですよね。使っている身としては。新しくお店を始める場合、クレジット決済より導入コストが遙かにやすいバーコード決済が無くなることは無いと思いますが、従来の店舗が今現在の不況により、バーコード決済をやめるというのは十分に考えられます。
個人的には、とても便利で、スマホだけあれば気軽に出かけられる、素晴らしい世界のなのですけどね。なんとかならないものでしょうか。
次の話題は「スマホのバッテリー切れでお金が払えない問題」へ続きます。
以上、ぬむめでした。