たとえば、毎月のお小遣い千円の小学3年生が、臨時収入で「お年玉」を5万円もらいました。
小学3年生:「ぼくのお小遣いは毎月3万円です!」
何を言っているかわからないと思いますが、私にもわかりません。
よく見かけるのが「月収○○円稼ぐ〜〜」といったタイトルのブログ。今の世の中は便利なもので、URLがわかればPVや様々な情報からおおよその検討がつきます。その数字はピーク値ですよ。毎月千円のお小遣いの小学生がお年玉で5万円もらって「お小遣いは毎月5万円!」と言っているのと変わりませんね。
ですが、過激なタイトルは目を引くものです。
芸能記事などが良い例で、「その文面を切り取るのかよっ!」というような、タイトルと内容が大きく離れていることも珍しくはありません。ですが、せっかく書いた記事が誰にも見てもらえないのでは意味がありません。過激なタイトルを使う意図は十分に理解できます。
私はアフィリエイト報告などの記事を見るのが大好きです。ですが、ツッコミどころ満載のサイトも多く存在します。収益金額もそうですが、「ブログでアクセスを伸ばす!」みたいな記事を見て、そのサイトのPVなど調べてみると「まずお前がソレをやれよっ!」とツッコミいれることも。でも、見られてナンボ、タイトル詐欺はしかたがありませんね。読み手の能力が問われる時代なのでしょうか。
Youtubeのレビューなども、ツッコミを入れたい動画がありますね。
私が大好きなYoutuberの方(チャンネル登録数21人)は、レビュー系の動画を作っています。とある商品を紹介する動画がアップされたのですが、もう「これないと死ぬ」みたいな大絶賛の嵐。でもまったく欲しくならないですけどね、言っていることが矛盾しているし、表現が大袈裟なだけで、まったく機能的ではないのです。そこまではいいんです、私は「そういう」エンターテイメントだと分かった上で鑑賞してますので、大袈裟でウソくさいほうが私は楽しめます。
でも、それないんじゃないか?と思うことも。
そのレビュー動画の次の次くらいの動画で、「以前の動画はなんだったの?」というくらいディスりまくり、ボロクソのけちょんけちょんに新しい動画の商品を押し、大絶賛だった動画の商品はゴミクズのような扱いを受けていまいた。
メーカーからタイアップなど受けていないチャンネルだと思いますので、そういった「荒技」ができるのでしょう。でも「なんだかなー」って思ってしまいます。
もしも、その商品が気になって、たまたま大絶賛動画をみて購入した人がいたとします(おそらく誰もいない)。そのあとのボロクソ動画を観たらどういう気持ちになるんですかね。「オマエあの時の話は全部ウソかよ/(^o^)\」となりますよね。たしかに、新しい商品は、古い技術が改良されたものがほとんどですので、そのようなことは十分に起こりうることです。でも、早すぎですよね。
そういった高度なネタとして楽しむのであればよいのですが、購入目的で動画を観た方には気の毒でなりません。
制作系の動画でも、たまにみるのが「作ってみました大成功!みなさんもやってみてね!」という動画の次の週「大失敗、全部やり直します」みたいな動画を観たことがあります。もうね、最初の動画みてマネした人がかわいそうすぎる、失敗確定ですよね。動画を修正するなり、概要欄に注意書きするなどあればかわいいのですが、何もないのであれば、情報的価値などありませんし、むしろ害ですよね。
わかったうえで、素人的な要素を楽しめれば良いのですが。コンテンツを作った人に文句を言ったり、全否定するのはよくありせん、野暮というものです。ですが視聴者として、個人の感想や、根拠のない情報に便り切るのは危険です。自分自身で「見極め」が大事なのですね。プロがすべて正しいとは言いませんが、発信者の情報開示がされているほうが信頼度は高く安心できますよね。プロはプロで、金の臭いがプンプンするレビュー動画など、違った意味にで楽しいものですね。
モノゴトは自分が良いように解釈しがちです。正しい、間違っているだけではなく、ここでお話ししたようなコンテンツを「違った目線」で観てみるのも楽しいかもしれませんよ。
以上、ぬむめでした。