普段のギターチューニングは、シールド接続のBOSS定番チューナーを使っています。フレット交換とトラスロッド調節を行ったので、チューニングを合わせるのがとても大変。いちいちチューナーを接続したりするのが面倒なので、アコースティックギターでは定番の【クリップタイプチューナー】を生まれて初めて購入し使ってみました。
YAMAHA YTC5 クリップチューナー
今回購入したのは、YAMAHAのクリップチューナー【YTC5】という品です。
なんと1,058円!こんな安くて、日本の経済は大丈夫なのでしょうか?
アマゾンで買いました。例によって商品の割に大きな箱で届きました。
この 1/4 ほど位の箱で十分だと思うんですけど、この箱に入れる理由がアマゾンにはあるのでしょうね。ちょこちょこアマゾンでポチってますが、購入した商品が発送によって破損していたことが私はありません。やはり、この箱のおかげなのでしょうか?(運送屋さんのおかげです)アマゾンさんハンパないっす。
YAMAHAクリップチューナーYTC5 さんです。
想像より小さくてビビリました。
さまざまなメーカーからクリップタイプのチューナーが販売されてますが、ヘッドに挟むのが一般的で、どれも小さい製品が多いですね。レビューを見るとこの『 YAMAHA YTC5 』はコルグの売れ筋クリップ型チューナーよりも1回り大きい感じだそうです。
中身がこんな感じです。
電池が付いてました。ボタン型の薄いやつですね。
ちなみに500円玉はついていません。
私のお財布から出てきました(撮影後なぜか娘ちゃんの財布へ)。
500円玉と比較するとわかりますが、マジで小さいです。そして軽い。
液晶の後ろにクリップがついています。
ボタンが1つしか付いていません。
電源を入れるのと、チューニングモードを変えるのがこのボタン1つでおこなえます。
おっさんでも簡単に使えるよ/(^o^)\
クリップ部分に保護素材が付いてます。挟んだ箇所にキズがつかないようにと、音を拾うピエゾみたいなのが入ってるんでしょうね。マイクは付いてないらしく振動を拾えない場合にはチューナーが作動しませんでした。挟まなければダメな仕様です。
挟んでみました。
チューニングが合っていない状態だと画面がこの色です。
メーター針の液晶が真ん中になれば当たりという王道パターン。
反応も悪くないです。連続して音を鳴らすと液晶表示が追いついてきませんが、チューニングを合わせる分には問題なしのレスポンスです。
チューニングが合うと、緑色の画面に変わります。
暗闇でもバッチリ液晶が見え、画面がとても見やすいです。
さすがYAMAHAさんです。
クリップが回転しますので、ヘッドの裏側にも取り付け可能です。
こんな感じで、液晶表示が逆さになるような機能はないようです。
YTC5 良いところ
シールドを刺さなくてもチューニングを合わせられるのはとても便利です。
ギター・ベース・ウクレレのモードが付いていますが、クロマチックモードがあるのでそこしか使いません。
クリップチューナーの中では『超小型』ではないので大きさが心配でした。結果はまったく問題ありません。そして本体が軽く液晶も見やすく反応も悪くないので、チューナーをギターに付けっぱなしでいられそうです。
時間が経つと電源がOFFになるのが地味に便利です。ほとんどの機種に付いている機能ですが、無駄な電池減りがなくなるので必須機能ですね。
YTC5 悪いところ
不満な点はありません。あえて無理矢理不満点を探すとしたならば、ピッチが440Hz固定なところでしょうか。ピアノ(グランド・アップライト等)や、アコースティック楽器と合わせるときや、場所や環境によってピッチを変える場合にこのチューナーでは対応できません。そのような演奏スタイルの方であれば、音をもらってチューニングを合わせるのは当たり前でしょうし、ステージ用の高性能チューナーも持っている方が多いと思いますので、クリップチューナーの欠点にはならないでしょう。
あと、値段なりに精度が低いのもデメリットと言えなくもないです。誤差1セントくらいあるんじゃないでしょうかね?ソロの場合であれば全く問題ありません。弦楽器主体のバンドでも問題なし。アコースティック(ギター以外)の楽器がいるバンド構成だと、少し厳しーかな?と思いますが、そのような演奏スタイルの方であれば高性能な~、さっきも書きましたね/(^o^)\
結論
何コレ?
超便利じゃん/(^o^)\
あまりにも安すぎるので心配でしたが、超余裕で使えます。
アマチュアレベルであればコレで十分!安心のヤマハ製。
反応悪くないし、メーター型液晶は暗い場所でも見やすい。
終わりに
私が子供の頃はチューナーなんて高価な物が買えるわけが無く、数百円で売っている音叉を使っていました。イマドキはスマホのアプリにもチューナーがありますね。操作性を考えるとスマホよりもクリップチューナーは本当に便利です。しかし値段が安すぎて日本経済がちょっと心配です。
以上、ぬむめでした。