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Charlie Sexton(チャーリー・セクストン)『Beat’s So Lonely』のギターソロがハンパない技術がいまいち普及しなかったがエレキギターの歴史に名を刻むソロだと思う(ビーツ・ソー・ロンリー)

何を言ってるんだかわからないと思うが、私にもわからい。

と、いうのはウソです/(^o^)\

かるく、Charlie Sexton について簡単に説明します。

外人さんです。

1985年の作品

Charlie Sexton はアメリカのアーティスト。十代でプロデビューする天才肌。アメリカのチャートでソコソコ上の方までいきました。日本にもなじみは深くBOOWYの氷室京介氏のファーストアルバム代表曲『エンジェル』など色々弾いており、その筋のマニアには絶大な人気を誇るギタリスト。また北米の大スター Bryan Adams(ブライアン・アダムス)ともジョイントしたことがある。

私は、ここで紹介する『Beat’s So Lonely』しか知らないのですが、他にも色々人気の曲があると思います。

何がすごいのかって画期的な技術がギターソロに投入されている

Youtube の 2:59 からの箇所がそうです。

とりわけトリッキーなフレーズでもなく、ハーモニクスによる倍音をエフェクトしたような、エレキギターサウンドですね。これがヤヴァい。

と、Cメジャーにテンションノートっぽくなってますが、フツーのアルペジオですね。これが市販の楽譜では、左手で押さえてるプラス12フレットをタッピングハーモニクスで音を表現してます。しかしタッピングハーモニクスだとチャーリーのような音はでないんですよ。

オクターバーなどエフェクトをかけてる疑惑もでましたが、チャーリーはそんなことしないはず。

このフレーズの秘密が解明したのがミュージックビデオからでした。

実際弾いている譜面がこちら。

何を言ってry

5弦3フレットの『C』音のみ押さえて、ピッキングハーモニクスのみ

で全部の音を出してます/(^o^)\

チャーリーハンパないよ(・v・*

具体的に、どうやるのかというと、

赤丸の箇所を『ピッキングハーモニクス』で弾くのですよ「マジかよ」って感じです。ゲージの太さやスケールによってポイントが違います。正確に「この箇所」というのは説明はできません。実際に弾いて確かめてください。

これをふまえて、チャーリーが弾いているのを見てみましょう。

マジでハンパないです。

コツとしてはピッキングハーモニクスは出せることが前提ですが、左手の5弦3フレットを鬼ビブラートをかけること。これによってサスティーンとハーモニクスを稼ぐわけです。フロイドローズ系のロックナットに、ディストーションかけまくりがいいですね。練習しまくると5弦がよく切れます。

実際に弾いてみてわかるのですが、再現性に問題があります。慣れると精度は上がるのですが、実際問題としてライブ映像のチャーリーを見ると弾けてません。それっぽく音はでるんですが、レコーディングされたように5音6音となると演奏再現の精度は低くなるのが難点ですね。

Charlie Sexton もっと評価されてもよかった


Pictures for Pleasure

これは私の推測ですが、チャーリーのプレイはアームを多用します。そのことから、少なからずナイトレンジャーのアーミスト、ブラッド・ギルスに影響を受けたでしょう。そしてチャーリーがブラッドに勝つためには『新しい奏法』が必要だった。しかしチャーリーの新技術を使った演奏のアピールが少なかったため、この奏法がカリスマ化されなかったのではないでしょうか。

80年代アメリカの音楽シーンは、シンプルなものを評価する傾向がありました。天才ギター少年であったチャーリーはテクニックアピールしたかったはずです。しかしプロデューサーがセールスのため控えめな演出(ほとんどわからない)になったのではないでしょうか。ヴァン・ヘイレンのライトハンドくらいアピールできていれば、チャーリーの現在の評価は変わっていたはずです。

今聴いてもソロのセンスはピカイチですね。歌もいけるし天才だよこの人は。そして氷室京介氏も凄すぎます。チャーリーをバックに使うという、とんでもないコラボレーションです。個性的なセンスを持つチャーリーの実力を氷室氏は理解していたのでしょう。

このことをふまえて氷室氏の『エンジェル』を聴くと、チャーリーのギターのセンスの領域がとてつもない高い場所にあることがわかります。

終わりに

私がこの『Beat’s So Lonely』を初めて聴いたのが中学3年生の時です。当時の私はテクニカル路線だったので、ポップな曲はあまり聞きませんでした。でもこの曲だけは別です。練習しすぎてギターの5弦を何度切ったことか。

以上、ぬむめでした。


雑記
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