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はちゅねミクギターができるまで【その7】ボディ裏フタと木製エスカッション制作

はちゅねミクギターの制作過程を解説します。その7です。

初音ミクではありません。

今回は、ジャック部分・電池用のフタ・ボリュームのフタ・エスカッションの作成します。

フタとエスカッション制作

まず最初に、ジャックの差し込み部分とエスカッションを作ります。

木は厚さ5mmのアガチス材を使います。ホームセンターで木目が綺麗な物を見つけたので、つい買ってしまった品です。使いどころがまったくなく数年放置されていたのですが、とうとう使われる日がやってきました。

Illustratorで原寸大の型紙を作りプリンターで印刷。

学校の授業で使われているヤマトノリを娘から借りて、アガチス材に貼り付けてカットします。

エスカッションなどを木製で作る場合は、形成する前にねじ穴を開けたほうがよいです。木材を加工し形成したあとに穴を開けると、割れてしまう確率が高くなります。

ヤスリで形を整えていきます。アガチスは柔らかいので楽ちんです。

アガチス材はキラキラして綺麗な木目ですが、デザインと合わないため黒檀の突板をタイトボンドで貼ります。

乾燥させて形成しできあがり。

ねじ穴は精密ヤスリで綺麗にしておきます。

ジャック部分も同様に作ります。

原寸合わせで作ったので、穴の直径は不明です。

ボリュームポットのフタは厚さ 2mmほどのメイプル材を使います。薄いので割れないよう慎重に穴を開け形を作っていきました。

ボリュームポットのザグリ部分からピックアップザグリへ配線用の穴を開けております。

ボディ裏面は突板を貼っているので、いきなり掘ると割れてしまう可能性があるため、デザインカッターで切り目を入れておきます。はめた時にキツキツ状態になるようにギリギリのサイズで作ります。

ドレメルで彫りました。

電池入れ部分のザグリも彫ります。

ジャックの差し込み部分のフタを差し込むミゾです。ジャック部分に使う木材は5mmのアガチス材のため溝を深く彫っています。ジャックはシールドの抜き差しで負荷がかかるため本来であれば金属製がよいのですが、ネットでパーツを買うのが面倒だったため自分で作る事にしました。

終わりに

今回は地味な作業でしたが、次はもっと地味な塗装に入ります。

次回につづく

以上、ぬむめでした。

雑記
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