はちゅねミクギターの制作過程を解説します。その2です。
今回は、前回切断したボディに木材を接着していきます。
前回の記事もそうなのですが、制作過程の記事はギターや工具に関する専門用語がたくさん出てきます。
専門用語のすべて説明すると、文章が百億万行ほどになってしまいます。ギターやDIYに興味の無い方には、「何を言ってるんだ?このおっさんは!」とか「知らねーよジジイが!」と、なってしまうと思いますがご了承ください。
ボディの延長
型紙を合わせて、ボディの足りない部分を作っていきます。
本来であれば、ボディに使われている木材と同じもを使うべきなのですが、ボディの素材が謎なのでわかりませんし、その木材を持っていません。
ですので、その辺に落ちている木を使います。松とか杉とかだと思いますが、これまた謎木です。
タイトボンドで接着していきます。つぎ足す木は、接着しやすい長さに切断しクランプで型紙の大きさまでつなげていきます。
タイトボンドは、アメリケーンなUSA製の木工用ボンドで、ギター作りや魔改造にはかかせない定番アイテムです。
小学校で使った黄色い容器の木工用ボンドも侮れない接着力ですが、乾燥するまでの時間が結構かかります(1~2日)。タイトボンドは普通の木工用ボンドを遥かに上回る接着力と乾燥時間(4時間~1日ほど)の短さが特徴です。瞬間接着剤とは違って、貼り付けてから2~3分はやわらかい状態で、塗り直しなど微調整ができるため木工作業では欠かすことにできない存在です。
ネット通販や、品揃えが豊富な大型店舗のホームセンターで購入できます。
ビス穴など小さな穴は、爪楊枝にタイトボンドをつけ穴を埋めていきます。
ザグリ内のミゾは、小さい箇所は木工用パテ、大きな溝は形を合わせて切断した木材をタイトボンドで接着していきます。
延長の木は、ある程度高さをそろえていますが、ボディの幅より1~2ミリ大きめにしておきます。ボディより薄い木だと、あとで地獄を見ます。
なんとなく形になってきました。
ボディの頭の部分はMDFボードを使ってます。表側のみMDFボードで、裏側から木を接着していきます。
裏はこんな感じです。まったく何の形かわかりませんね/(^o^)\
終わりに
長くなるので数回に分けて投稿してます(実はまだ書いてない)。
以上、ぬむめでした。